しもやけ(凍瘡)
冬になると手足や耳が赤く腫れる方へ
しもやけとはどんな病気?
しもやけは、寒冷刺激によって末梢の血流が障害され、皮膚の小血管に炎症が起こることで発症します。しもやけの本質は「血管の調整不全」です。寒い環境では血管が収縮し、急に温められると血管が拡張します。この収縮と拡張が繰り返されることで、血管に炎症が生じます。子ども、高齢者、冷えやすい体質の人に多く、生活環境の影響も大きい疾患です。
特に多い部位は
- 手の指
- 足の指
- 耳
- かかと
などの末端部です。
症状としては
✔ 赤く腫れる
✔ かゆみ
✔ チクチクする痛み
✔ 熱感
✔ 水疱や潰瘍
が見られることがあります。寒さそのものだけでなく、寒暖差の繰り返しが発症の引き金になります。
痛みが強い方、毎年繰り返している方、水膨れや出血がある方などは、市販薬に頼るのではなく、医療機関にご相談ください。放置し、潰瘍や感染を起こすと、治癒まで時間がかかります。
当院での治療
しもやけの治療は、血流改善・炎症抑制・皮膚保護の三本柱です。
具体的には、
- ビタミンE製剤(例:ユベラ®)などの血流改善薬
- 炎症を抑えるステロイド外用薬
- 高保湿外用剤による皮膚バリア修復
を組み合わせて治療します。保湿も単なるケアではなく、皮膚のバリア機能を回復させる医学的治療の一部として行います。
適切な治療を行うことで、かゆみ・痛みは早期に軽減し、再発予防にもつながります。
日常生活では、
✔ 手足を冷やさない
✔ 濡れた状態を放置しない
✔ 急激に熱湯で温めない
✔ 血行を促す軽い運動
✔ 十分な睡眠
等に気をつけていただくと治療の効果も高まります。
しもやけは放置すると生活の質を大きく下げます。両国横綱クリニックでは、症状だけでなく、生活環境や体質も含めて診察し、
再発の防止を目指します。「冬は仕方ない」と我慢せず、気になる症状があれば早めにご相談ください。
