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多汗症

多汗症(わき汗・手汗)でお悩みの方へ|両国横綱クリニックの総合診療アプローチ

「人前で手に汗をかいてしまう」「わき汗が気になって好きな服が着られない」 多汗症は、単なる「汗っかき」ではなく、日常生活に深刻な支障をきたす立派な疾患です。当院では『原発性局所多汗症診療ガイドライン 2023改訂版』に基づき、内科的視点も踏まえながら診療を行っています。

多汗症とは?|体温調節の範囲を超えた発汗

本来、汗は体温を一定に保つために必要な機能ですが、必要以上の汗をかいてしまう状態を「多汗症」と呼びます。

多汗症には大きく分けて2つのタイプがあります。

  • 局所性多汗症: 手のひら、足の裏、わき(腋窩)、顔面など、特定の部位に過剰な汗をかくタイプ。

  • 全身性多汗症: 全身に多量の汗をかくタイプ。甲状腺機能亢進症、糖尿病、更年期障害などの病気が隠れている場合があります。

当院での多汗症治療(保険適応)

ガイドラインに基づき、ライフスタイルに合わせた治療法を提案します。

1. 外用療法(塗り薬・拭き取り薬)

近年、保険適応の優れた外用薬が登場し、治療の選択肢が広がりました。

  • アポハイドローション(手のひら用): 手のひらの多汗症に対して処方される新しい塗り薬です。

  • ラピフォートワイプ(わき用): 1日1回、個包装のシートでわきを拭いて使用する治療薬です。

2. 内服療法(飲み薬)

  • プロバンサイン: 発汗を抑える抗コリン薬です。

3. その他

  • 塩化アルミニウム液: 市販でも購入可能な薬剤です。適切な使用方法についてご説明します。

  • ベシケア(自費): プロバンサインで口の渇きや便秘などの副作用が強く出てしまう方に、選択肢としてご提案しています。この薬剤は自費診療となります。

副作用について

抗コリン薬(プロバンサインなど)には、「のどの渇き」「便秘」「尿が出にくい(前立腺肥大の悪化)」「目の痛み(緑内障の悪化)」といった特有の副作用があります。当院では、患者様の持病や全身状態を確認しながら、適切に治療を継続できるようサポートいたします。

高度な治療(自費診療・専門治療)について

必要に応じて適切な専門医療機関をご紹介いたします。

  • ボツリヌス療法(ボトックス注射)

  • イオントフォレーシス療法

  • 手術療法(交感神経遮断術など)

まとめ:両国横綱クリニックでの診療について

1. 総合診療科専門医による総合的評価

多汗症には、原因不明の「原発性」だけでなく、他の疾患(甲状腺機能異常、更年期障害、自律神経疾患など)が隠れている「続発性」のものがあります。総合診療科専門医が汗の悩みだけでなく、他の随伴症状や身体所見から、「なぜ今、汗が増えているのか」を医学的な視点で総合的に評価します。

2. 抗コリン薬の副作用にも配慮しながら治療を行います

プロバンサインなどの抗コリン薬は、有効性が期待される一方で、口の渇き、便秘、尿が出にくい、視界のぼやけといった副作用が出やすい薬剤でもあります。 当院では、患者様一人ひとりのライフスタイルや既往歴に合わせ、副作用の出方を細かく評価します。単に薬を出すだけでなく、効果と副作用のバランスを考慮した用法・用量を提案します。

3. 他の持病や内服薬との一括評価・相談

「他にも持病があって、多汗症の薬を飲んでも大丈夫だろうか?」「現在飲んでいる薬との飲み合わせは?」といった不安にもお答えします。 高血圧や糖尿病、アレルギー疾患など、他の持病と多汗症を切り離すのではなく、他の持病も含めてご相談いただけます。現在お困りの症状をすべて統合して評価し、無理のない治療計画を立てます。

4. 日曜・祝日も診療、通いやすさを追求

多汗症の治療は、お薬の調整などで定期的な通院が必要になる場合があります。お仕事や学業で平日の受診が難しい方でも、治療を断念することなく継続できるよう、土曜日・日曜日・祝日も診療を行っております。 JR両国駅からアクセスも良く、お忙しい方でもライフスタイルに合わせて通院いただけます。

 


両国横綱クリニック|総合診療科専門医による診療
何科に行けばよいか分からない症状や、なんとなく不調が続く時も、お気軽にお越しください。
疲れ・皮膚症状・体調不良など、複数の症状をまとめてご相談いただけます。
仕事帰りや休日にも受診しやすい環境を整えています。

院長 加納永将
総合診療科専門医(日本専門医機構認定)

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