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期外収縮(心臓)

冬などの寒い季節に「動悸がする」「脈が飛ぶ感じがする」といった症状を訴える方がおられます。お風呂場から出た時、或いは朝、布団から出た時に症状が出る方もいます。その中でよくみられるのが心臓の期外収縮です。期外収縮とは不整脈の一種です。不整脈には「脈拍が異常に速くなる頻脈性不整脈」、「脈拍が異常に遅くなる徐脈性不整脈」、「時折、脈拍が飛ぶ期外収縮」の3種類があります。

期外収縮は、多くの場合は心配のいらないものですが、状況によっては注意が必要なケースもあります。症状が起きる理由を含め、分かりやすく解説します。

■ 期外収縮とは?どんな症状が出る?

期外収縮とは、本来のリズムとは異なるタイミングで心臓が拍動する状態です。

自覚症状としては

  • 脈が「ドクッ」と強く打つ感じ

  • 一瞬止まったように感じる

  • 胸がざわつく、違和感がある

などが多く、症状がまったくない方も少なくありません。

■ 冬に期外収縮が増えやすい理由

冬は、期外収縮が出やすくなる条件がいくつか重なります。

  • 寒さによる自律神経の乱れ

  • 血圧の変動

  • 冷えによる血管収縮

  • 睡眠不足・疲労の蓄積

  • 脱水(冬でも意外と多い)

特に、朝の冷え込みや、屋外と室内の温度差が大きい場面で症状を感じやすくなります。

■ 期外収縮の多くは良性です

大切な点として、期外収縮の多くは良性です。期外収縮は、予期したときから外れて心臓が収縮するのでこの名前がついています。期外収縮が起きると、正常で規則正しい脈拍の間に、ときどき早い脈が入り込みます。期外収縮は健康な人でも、30歳を過ぎるとほとんどの人に見られ、健康な人でも90%の人が不整脈を起こしているとされており、決して珍しい症状ではありません。

  • 心臓に明らかな病気がない

  • 一時的に出て、自然に落ち着く

  • 日常生活に大きな支障がない

こうした場合は、経過観察で問題ないことがほとんどです。

実際、健康な方でも、疲れやストレス、寒さをきっかけに期外収縮が出ることは珍しくありません。

■ ただし、注意が必要なケースもあります

次のような場合には、一度きちんと評価することが重要です。

  • 動悸や息切れ、胸苦しさを伴う

  • めまい、ふらつき、失神がある

  • 症状が以前より明らかに増えている

  • 心臓の病気を指摘されたことがある

  • 安静時でも頻繁に症状が出る

この様な方は注意が必要です。また、期外収縮が続けて起きる連発の場合や頻繁に発生する場合(1日に1万回以上など総心拍数の10%を超える場合)は、ホルター心電図や必要な検査を行った上で判断する必要があります。

■ 気になるときは、早めにご相談ください

「よくあることだから大丈夫だろう」
「寒さのせいだと思って我慢している」

そうした中に、きちんと確認した方がよいケースが隠れていることもあります

両国横綱クリニックでは、症状の詳しい聞き取り、心電図などの必要な検査、生活習慣や季節要因を踏まえた評価を踏まえて、経過観察でよいのか、治療が必要かを丁寧に判断し、生活指導、薬の処方を行います。必要な場合は専門医療機関をご紹介します。

寒暖差、疲労やストレスはどうしても心臓に負担をかけます。期外収縮は多くの場合は心配ありませんが、「いつもと違う」「気になる」と感じたら、それは受診のサインかもしれません。お気軽にご相談ください。

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