気管支喘息
喘息が疑われる患者さんはわが国に100万人前後いるとされており、アトピー型と非アトピー型に分類されます。前者は花粉やハウスダストやカビなどのアレルゲンに反応する喘息で、アレルギーの飲み薬などを併用する事が望ましいです。後者はタバコの煙や風邪や気温の変化やストレスなどが誘因で起こる喘息で原因の除去が、喘息の治療と同時にとても大切です。
診断
呼吸機能検査である程度の診断の目安とはなりますが、実際の現場では問診や聴診所見次第で治療を開始することが多いです。呼吸器内科の専門のクリニックでも呼吸機能検査が正常でも臨床所見が疑われれば吸入器が処方されるケースが多いです。
当院の治療方針
主たる治療は吸入器となります。多数の吸引器ら患者さんの症状、年齢や生活リズム等を慎重に診察した上で、最適の吸引器を処方いたします。アレルギーが背景に考えられる場合はロイコトリエン受容体拮抗薬と呼ばれる飲み薬を併用することがあります。
参考文献:日本医師会 成人気管支喘息診療のミニマムエッセンス、厚生労働省HP
