メニュー

⭐症状から検索⭐だるさ、めまい等/気象病(天気病・気圧頭痛)の診療・治療

気象病(天気病・気圧頭痛)の診療・治療|両国駅0分・土日祝も診療|両国横綱クリニック

両国横綱クリニックでは、「雨が降る前や台風が近づくと頭痛がする」「季節の変わり目(秋口・春先)に体がだるく、めまいや倦怠感が続く」といった気象病(天気病)に対する診察・治療を行っております。

気象病は「気のせい」ではなく、気圧・気温・湿度などの急激な変化によって自律神経や内耳のセンサーが刺激されることで生じる、医学的な根拠のある体調不良です。本ページでは、気象病の原因やメカニズム、当院での検査・治療方針、ご家庭でできる予防法などを詳しく解説いたします。

■ 気象病(天気病)とは?

気象病とは、天候や気圧の変化(特に低気圧の接近や急激な気温低下)に伴って発症または悪化する体調不良の総称です。

人の耳の奥にある「内耳(ないじ)」には、気圧の変化を感じ取るセンサーが存在します。気圧の変動が激しい時期になると、この内耳のセンサーが過剰に反応し、脳へ興奮性の刺激を送ることで自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスが崩れ、全身に様々な症状を引き起こします。

特に9月〜10月の秋口(台風シーズンや寒暖差の大きい時期)や梅雨の時期、季節の変わり目などに症状を訴える患者様が多く見られます。

▼ 気象病でよく見られる主な症状

  • 頭痛(気圧頭痛・片頭痛・緊張性頭痛): 交感神経の刺激による血管の収縮・拡張により、ズキズキとした痛みが現れます。

  • めまい・耳鳴り・立ちくらみ: 内耳への過度な刺激や副交感神経の乱れにより、フワフワ感やぐるぐる回る感覚が生じます。

  • 関節痛・神経痛・古傷の痛み・こわばり: 気圧の低下に伴う関節内圧の変化や自律神経の乱れが痛みを増幅させます。

  • 全身の倦怠感・首肩のこり・気分の落ち込み: 自律神経の不均衡から、強いだるさや不安感、不眠などを引き起こします。

■ どのような人に検討される診療・治療?

  • 雨の日の前日や台風が接近すると、決まって強い頭痛や吐き気がする方

  • 9月・10月などの季節の変わり目や寒暖差(一日の寒暖差7〜8℃以上)で体が重だるくなる方

  • 頭痛薬(鎮痛剤)を頻繁に飲んでいるが、根本的な解決になっていない方

  • 病院で検査(CTや血液検査など)を受けても「異常なし」と言われたが、天候による不調が続いている方

  • 喘息やアレルギー症状、持病の神経痛が天気によって悪化する方

■ 当院での治療の流れ

気象病の治療では、「症状が起きてからの対処(頓服)」と「症状を起こしにくくする体質改善(予防)」の両面からアプローチします。

① 初診・問診・リスク評価

  • 症状の現れるタイミング(天気・気圧の変化、時間帯)や痛みの部位・程度のヒアリング

  • 他の重大な疾患(脳血管障害や内科的疾患など)が隠れていないかの鑑別診断

  • 現在服用しているお薬や生活習慣の確認

② 治療プランのご提案(薬物療法・生活指導)

  • 漢方薬療法: 体内の水分代謝(水滞)を整え、内耳の浮腫や自律神経の乱れを抑える漢方薬(五苓散など)を中心に処方します。

  • 西洋薬(頓服・予防): 頭痛発作時の鎮痛薬やトリプタン製剤、めまいを抑える薬、内耳の血流を改善するお薬などを症状に合わせて処方します。

  • 日常のケア指導: 気圧予測の活用法や内耳マッサージ、生活習慣の整え方をアドバイスします。

③ 定期フォロー・経過観察

  • 季節や天候の変化に応じたお薬の調整

  • 症状の発現頻度や強度の変化を定期的に確認し、快適な日常をサポートします

■ ご家庭でできる気象病の予防法

気象病は医療機関での治療に加え、日常生活でのちょっとした工夫で症状を軽減させることができます。

1. 内耳の血行を良くする「耳マッサージ」

天気が崩れる前や「あ、症状が来そうだな」と感じたタイミングで、両耳を軽く引っ張ったり回したりすることで内耳の血流を促し、過敏反応を和らげます。

  • 耳たぶを上下・左右に優しく引っ張る(各5秒)

  • 耳を軽く引っ張りながら後ろに向かってゆっくり回す

2. 気圧予測アプリの活用

「頭痛ーる」などの気圧変動予測アプリを活用し、気圧が急激に下がるタイミングを事前に把握しておくことで、予防的に漢方薬を服用したり無理のないスケジュールを組むことができます。

3. 自律神経を整える生活リズム

  • 朝起きたら日光を浴びて体内時計をリセットする

  • ぬるめのお湯に浸かって自律神経(副交感神経)をリラックスさせる

  • 適度な運動やストレッチを行い、首や肩の血流を保つ

■ よくある質問(FAQ)

Q. 「気象病」は病院で診てもらえますか?何科を受診すべきですか?

A. はい、当院(総合診療科・内科)にて診察可能です。気象病は頭痛、めまい、倦怠感など全身に多岐にわたる症状が現れるため、総合診療専門医の視点から他の重大な病気が隠れていないかを見極めた上で、一人ひとりに合った治療をご提案いたします。

Q. 市販の頭痛薬を毎日のように飲んでいますが問題ないでしょうか?

A. 鎮痛剤の過剰な服用は、かえって「薬剤使用過多による頭痛(薬物乱用頭痛)」を引き起こす危険性があります。気象病に対しては、痛みが起きてから飲む鎮痛剤だけでなく、事前に症状を起こりにくくする漢方薬や体質改善の治療を組み合わせることが大切です。一度ご相談ください。

Q. 漢方薬はすぐに効果が出ますか?

A. 「五苓散(ごれいさん)」などは、気圧が下がる直前や症状が出始めた初期に服用することで比較的速やかに効果を発揮するケースもあります。一方で、体質改善を目的に継続して服用していただく漢方薬もありますので、診察時に最適な服用方法をご説明いたします。

■ まとめ

気象病(天気病)は、周囲に理解されにくく「だるいのは気合が足りないから」「毎度のことだから」と一人で抱え込んでしまいがちな症状です。しかし、適切なアプローチと治療を行うことで、天気に左右されにくい健やかな日常を取り戻すことができます。

両国駅徒歩0分の両国横綱クリニックでは、総合診療専門医として患者様一人ひとりのつらい症状に寄り添い、漢方療法や西洋医学を組み合わせた安全で効果的な治療プランをご提案いたします。天候による体調不良でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。


両国横綱クリニック
院長 加納永将

総合診療科専門医(日本専門医機構認定)

HOME

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME