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◆ 都内のインフルエンザ、注意報基準を超えています

[2025.11.04]

10月末に東京都保険医療局が纏めたインフルエンザ患者報告数データによりますと、都全体の観測定点当たりの報告数は10.37人です。また、定点あたり報告数が「注意報レベル」開始基準値である10人を超えた保健所は31か所中14か所となっています。添付図表の折れ線グラフで示されている様に、今年を示す赤色の線は急激に上向きになっており、患者数が急速に増えていることが分かります。10月中旬(43週め)時点で昨年を示すオレンジ色の線をはるかに超えています。このままの傾きで上昇すると、11月中に「警報レベル」に達する可能性もあります。

インフルエンザ対策

ご存知のことと思いますが、以下の対策を行うことで罹患する確率を大きく下げることが出来ます。

  • こまめな手洗い、消毒
  • 着用が効果的な場面でのマスク着用
  • 休養・栄養・水分補給
  • 適度な室内加湿・換気

今年のインフルエンザ特徴(昨年との比較)

特徴として、流行のスピードが速いことに加え、ここまでのデータから見えることは、①学級閉鎖となった小中学校数が多い(5~8倍)。感染者の年齢層が低い  ②AH3(A香港型)の比率が高い、と言ったことが分かります。子供さんが感染すると同居するご両親等も感染する可能性が高くなります。ワクチン接種が未だの方は、早めの接種をご検討ください。

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風邪、インフルエンザ、コロナ

ここまで読んで戴き有難うございます。

(両国横綱クリニック院長:総合診療専門医が院長の墨田区両国の内科、皮膚科、アレルギー科)

 

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