両国横綱クリニック

花粉症の対応をご紹介するテレビ番組に出演させて戴いたことがありますが、花粉症は本当に困りますね。重篤な病気とは言えませんが、症状が強くなると外に出るのが億劫になります。症状は人によって様々ですし、治療方法、そして薬も数多くあります。総合診療科医として多くの患者さんを診てきましたので、早く楽になる為の様々なご提案が出来ると思っています。花粉症は日本では毎年2月頃からスギ花粉が飛び始め、3月〜4月はピーク、4〜5月にはヒノキ花粉、秋にはブタクサなども原因になります。症状が出る前、つまり花粉飛散の2週間ほど前から治療を始める「初期療法」が特に有効です。私は内科医として、患者さん一人ひとりの症状や生活スタイルに合わせた治療を心がけています。例えば、眠気が少ない抗ヒスタミン薬（デザレックス、ビラノア、ルパフィンなど）や、鼻づまりに効果のあるステロイド点鼻薬（ナゾネックス、アラミスト）を使い分けています。目のかゆみが強い方にはアレジオン点眼液なども有効です。また、体質改善を目指す舌下免疫療法（シダキュア、ミティキュア）も選択肢の一つです。花粉症は我慢せず、早めに対策を始めることで春の生活の質を大きく改善できます。お気軽にご相談ください。

ここまで読んで戴き有難うございます。

（両国横綱クリニック院長：総合診療専門医が院長の墨田区両国の内科、皮膚科、アレルギー科）