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慢性腎臓病/CKD

慢性腎臓病は腎障害や腎機能の低下が続く疾患になります。わが国では1500万人前後の患者さんが罹患していると推定されており、成人の7~8人に1人は慢性腎臓病をお持ちです。慢性腎臓病は骨密度の低下とも関連している他にも、心筋梗塞や脳卒中の死亡リスクを上昇させるとわかっており重症化を防ぐための適切な治療が必要となります。

診断

血液検査や尿検査を実施し、CreやeGFRなどの現在の腎臓の状態を評価致します。目安としてはeGFR<60の方は腎機能の低下が始まっていると評価致します。

当院の治療方針

IgA腎症、高血圧、糖尿病などの背景疾患があるか、タンパク尿の有無などが治療の選択の上で重要となります。

非薬物療法

・食事療法 1日の塩分摂取量を6g以下、蛋白摂取量を50㎏の方であれば3~4g/日に制限する事が望ましいです。

・適度な運動 毎日のウォーキング等の適度な運動が大切です。

・体重コントロール BMIを22前後にすることが大切です。25以上は肥満と分類します。

薬物療法

ACE阻害薬/ARB バルサルタン製剤、テルミサルタン製剤など。その他利尿剤やβ遮断薬などの中から最適な治療を行います。 

参考文献:エビデンスに基づくCKD診療ガイドライン2023、厚生労働省HP、日経メディカル

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