◆ 手荒れ・手湿疹が増える季節です
12月に入り、手荒れ(手湿疹)のご相談が非常に増えてきました。
両国駅から徒歩0分の両国横綱クリニック(内科・皮膚科・アレルギー科)でも、多くの患者さんが「手の乾燥」「ひび割れ」「かゆみ」「赤み」などを訴えて来院されています。
冬は気温が下がり空気が乾燥するだけでなく、大掃除による水仕事の増加、年末の料理で洗い物が増える時期、さらに今年はアルコール消毒の頻度が高い方も多く、手湿疹が悪化しやすい環境が重なります。
■ 手荒れ・手湿疹とは?
手湿疹(主婦湿疹)は、
皮膚のバリアが壊れ、刺激物がすれ入り炎症した状態をいいます。
典型的には以下の症状がみられます:
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手の乾燥・粉吹き
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ひび割れ・ささくれ
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赤み・湿疹
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かゆみやしみる感じ
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水ぶくれが出ることも
悪化すると痛みで家事や仕事に支障が出てしまうこともあるため、早めの治療が大切です。
■ 原因:なぜ冬に手湿疹が増えるのか?
冬の手荒れは環境要因が重なって起こります。
◎ 水仕事の増加(大掃除・料理)
洗剤・お湯は皮脂を奪い、バリア機能を急速に低下させます。
◎ アルコール消毒のしすぎ
アルコールは油分を溶かすため、乾燥とバリア低下を加速させます。
◎ 外気の乾燥
気温・湿度が低いと皮膚の水分が蒸発しやすく、細かな亀裂(ひび割れ)につながります。
◎ アレルギー体質
アトピー性皮膚炎などがある方は特に冬に症状が悪化しやすい傾向があります。
■ 当院での治療(両国横綱クリニック)
当院では、症状の程度に合わせて以下の治療を行っています。
① 外用薬治療(ステロイド外用+保湿)
炎症を速やかに抑えつつ、皮膚のバリア機能を回復させます。
強さや塗り方は患者さんの生活習慣に合わせて丁寧に指導しています。
② 亜鉛華軟膏・保護剤の併用
ひび割れが強い場合は、皮膚の保護と治癒促進のため併用することがあります。
③ アレルギー評価
アトピー体質の方には、全体的なスキンケアやアレルギー管理も含めて診療します。
④ 再発予防のアドバイス
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手洗い後は必ず保湿
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食器洗いはゴム手袋+綿手袋
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熱いお湯を避ける
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アルコール消毒よりも「手洗い+保湿」を優先
など、日常生活で実践しやすい方法をお伝えしています。
■ 手湿疹・手荒れでお困りの方へ
手湿疹は適切な治療を行えば改善しやすい疾患ですので、つらい症状が続く方はお気軽にご相談ください。
ここまで読んで戴き有難うございます。
(両国横綱クリニック院長:総合診療専門医が院長の墨田区両国の内科、皮膚科、アレルギー科)
